あわてとは?
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[ 91] あわてふろしき <福娘童話集 きょうの江戸小話>
[引用サイト] http://hukumusume.com/douwa/pc/kobanashi/07/18.htm
寺男(てらおとこ→お寺の雑用係)の太作(たすけ)が、おもてからいそぎ足で帰ってくると、ガラっと、台所の戸をあけて中にはいりました。
「あれはな、たこというてはならん、手が八本あるから、やつで、と、いうのじゃ。だれもおらなんだから、よかったものの。して、そのやつでが、どうした」
「ふむ、大きかったか。それは、ちかごろ耳よりな話。して、そいつの頭は、どれほど」
「ほほう。この頭ほどあったか。なるほど、大きいわい。して、そのやつでは、古いか、新しいか」
と、壇家(だんか→むかしから、そのお寺と付き合いのある家の人)のものが二、三人やってきました。
ハッとおもった寺男は、いそいで、そばにあったふろしきをひろげると、おしょうさんの頭に、すっぽりかぶせて、
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